基礎知識

ビットコインとは?初心者向けに徹底解説!

クリプ屋です。

2017年から2018年にかけて仮想通貨ブームが起こり「億り人」という言葉が流行りましたが、その後の大暴落。

2021年には史上最高高値の「1BTC=約770万円」を更新し再度話題となったことでビットコインですが、

「ビットコイン投資に興味あるけどよくわからない」
「なんでネット上のお金なのに価値があるの?」
「手元にないと盗まれそうで怖い」

と不安や疑問を抱える方もいることでしょう。

本記事ではそんな悩みを解決できるよう、次のことをお伝えします。

・ビットコインの仕組み
・ビットコインは誰が作ってどうやって管理されているのか
・なぜネット上のお金なのに価値が生まれるのか

初心者でもわかりやすいよう丁寧に解説していきますので、本記事を読み終えるころにはビットコインについて理解できるはずです。

ぜひ最後まで読んでビットコインについて一緒に学んでいきましょう。

そもそもビットコインとは

ビットコインはインターネット上でやり取りされる仮想通貨の一種です。

私たちが普段の生活で使っている円のような紙幣や硬貨といった実体をもつお金とは違い、データのみで実体のないお金です。

日本円を「〇円」という単位で数えるようにビットコインは「1BTC(ビットコイン)」といった数え方をします。

実体がないビットコインですが、通貨であることは変わりないのでコインチェックやビットバンク、ビットフライヤーといった仮想通貨取引所で現金へ交換することが可能です。

ビットコインは誰が作ったの?

2008年に「サトシ・ナカモト」という人物が発表した論文をきっかけに、興味を持った人たちが集まり考案した仮想通貨の一種がビットコインです。

こう聞くと「ビットコインって日本人が作ったの?!」と思うかもしれませんがサトシ・ナカモトというのはペンネームのようなもので、個人なのかチームなのか、どこの人なのかという情報は一切分かっていません。

ビットコインの特徴

ビットコインには次のような特徴があります。

・ネット上で使われる実体のないデジタルなお金
・中央で管理している国がいない民主的なお金
・発行枚数が決まっている

それぞれ解説します。

ネット上でやり取りされる実態のないお金

私たちが日常生活で使っている「円」は、1万円札や500円玉のように、実際に触れて財布に入れて持ち運べますが、ビットコインはインターネット上にあるデータなので触れることはできません。

インターネット上のウォレットという場所で管理します。

中央で管理している国がいない民主的なお金

国が管理している法定通貨と違い、ビットコインは特定の国や企業、団体が管理しているわ毛ではなく、「Peer to Peer(P2P)」というネットワークを使い、参加者同士のパソコンを繋いでお互いに取引履歴をチェックし管理しています。

詳しくは後述しますが、データを分散して世界中で管理することで、どれか一つのパソコンがハッキングされたとしてもすぐに不正などがわかるようになっています。

また、ビットコインの運営方針は開発者やマイナーなどの関係者が集まり話し合う、ビットコイン・カンファレンスで決められます。

発行枚数に上限がある

ビットコインにはあらかじめ「2100万枚」という発行できる数に上限が設定されています。

円やドルなどの法定通貨は国が流通量を操作してインフレやデフレに対応していますが、ビットコインのように中央で管理している団体がいない場合はそういった調整できません。

そこで発行上限を決めておくことで、ビットコインの希少性や価値を保つようにしています。

ビットコインでできること

ビットコインでは次の3つのようなことができます。

・投資対象としての売買
・個人間で送金
・商品購入時の決済手段

それぞれ解説します。

投資対象としての売買

ビットコインは価格の変動(ボラティリティ)が激しいので、短期的にトレードして利益を出したい方がFXのようにレバレッジをかけて大きく稼いだり、将来1BTC=1億円まで上がると予想されているので

「今のうちに買っておくと将来価値が上がって儲けられる」

という期待をして買うなど投資商品としての魅力があります。

ちなみに、こういった長期的な優位性と短期的な売買によって稼ぐ次世代システムを私のブログでは推奨しているので、興味があれば、こちらの記事も読んでみてください。

→ 業界初の新システム?仮想通貨バイナリーってなんぞ?

また、ビットコインは、株とは違う値動きをするので、分散投資の一つとして人気が集まっています。

注意点としては株が平日の9時から15時までの取引と決まっているのに対して、仮想通貨は24時間365日取引が行われていることです。

そのため仕事中や夜寝ているときなど、値動きをチェックできない時に暴落するリスクがあり、投資としてはじめるときはリスク管理を徹底する必要があります。

当ブログで推奨しているシステムは、24時間365日ずっと5名体制のトレーダーがついているので、安心して任せられます。

個人間で送金

お互いにウォレットと呼ばれるインターネット上の財布を持っていれば、国を跨いでの送金を行えます。

通常海外へ送金を行うときはいくつもの銀行を経由することで時間もかかるし、手数料も高くとられてしまいます。

しかしビットコインを使えば、相手のウォレットへ直接送金できるので送金にかかる時間や手数料を抑えられるんですね。

日本で暮らしていると海外への送金はあまり馴染みがありませんが、発展途上国では、出稼ぎに出ている方が故郷にいる家族へビットコインなどの仮想通貨で送金している例があります。

商品購入時の決済手段

日本ではビックカメラや湘南美容外科クリニック、メガネスーパーなど一部のお店で、決済手段としてビットコインが導入されています。

現金やクレジットカード払いと違い、ビットコインは取引が承認されるまでに時間がかかってしまうので、まだまだ決済手段として広く導入されるためには乗り越えるべき課題が残っています。

仮想通貨と電子マネーの違い

「商品購入の決済に使えるなら電子マネーと何が違うの?」

と疑問に感じた方もいるでしょう。

ビットコインと電子マネーの大きな違いは次の4つ。

・中央で管理している企業がいない
・物理的なカードを必要としない
・事前にチャージする必要がない
・日本国外でも使用できる

それぞれ解説します。

1.中央で管理している企業がいない

一番大きな違いは

「中央で管理している企業がいない」

ということです。

電子マネーは基本的に発行している企業(楽天Edyなら楽天、SuicaならJR東日本)が管理していますが、ビットコインは利用者が相互監視しているので中央で管理している企業が存在しません。

2.物理的なカードを必要としない

電子マネーはICカードでEdyやVisaのタッチ決済のようにICカードが普及していますが、ビットコインの場合はそういった物理的なカードがそもそも存在しません。

利用するときはウォレットという専用のアプリをスマホに入れておくだけで使えます。

忘れ物が多い私にとっては非常にありがたいです。

3.事前にチャージする必要がない

電子マネーは事前に利用したい金額をカードにチャージしておく必要がありますが、ビットコインは自身のウォレットから相手のウォレットアドレスに必要な金額を送金するだけで、送金や決済が完了します。

超便利ですよね。

4.日本国外でも使える

日本国内で普及している電子マネーは海外へ行ったとき使えません。

あくまで日本国内での使用に限定されています。

しかしビットコインは、特定の国が管理していない国際通貨なので、日本以外のどこへいっても相手がウォレットさえ持っていれば送金できるんですね。

さらに円やドルと同じ独立した通貨なので「円からドル」「ドルから円」というような両替する手間を省くこともできます。

海外旅行をひんぱんに行う私にとっては、非常にありがたいです。

ビットコインはなぜ安全なの?

ビットコインはインターネット上にあるお金なので、ハッキングされて盗まれたり簡単にデータを改ざんされてしまうかもと不安に感じる方もいるかもしれません。

たしかにネット上のデータに過ぎないので簡単にデータを書き換えたり、持ち出したりできるとビットコイン自体に信用がなくなり誰も使わなくなってしまいます。

そこでビットコインは、次の2点から不正をできないように対策をしています。

・取引記録がリアルタイムで誰でもチェックでき、みんなで監視するP2Pネットワーク
・すべての記録が1本の鎖状に繋がれているブロックチェーン

このふたつの技術を使うことでビットコインは事実上、改ざんの不正もできないようになっていて安全性を保っています。

みんなで監視する「Peer to Peer(P2P)」

ビットコインは中央で一つのサーバーがデータを管理している方法と違い、ユーザー同士のパソコンを繋ぎ、データを分散して管理する「Peer to Peer(P2P)」というやり方で管理しています。

同じデータを世界中に分散・相互で監視することで、もし誰かが勝手にデータを改ざんしても他の記録されているデータと合わなくなり、すぐに不正がバレてしまうんです。

ちなみにビットコインのリアルタイムのやり取りは「https://btc.com/explorer」で確認できます。

過去すべての取引が記録されている「ブロックチェーン」

ブロックチェーンとはビットコインの過去すべてのデータをいくつものブロックに分けて
一本の鎖状につなげて保管しているデータのことです。

10分ごとにやり取りのデータをまとめたブロックが作られ最後尾に追加されていきますが、このブロックを追加する作業のことをマイニングといいます。

そして、このブロックチェーンには次のような特徴があります。

・鎖は1本しか存在しない
・一方向にしか流れない(不可逆的)

もしデータを改ざんしようとした場合、改ざんしたブロックだけでなく、それより後ろに繋がっているすべてのブロックのデータを書き換える必要があります。

さらにデータはP2Pネットワークで同じものが世界中に分散・保管されているので、事実上改ざんは不可能とされています。

ビットコインはなぜ価値があると信用されているのか

「ビットコインは円やドルのように国が価値を保証していないのに、なんで価値を信じているのか」と疑問に感じる方もいるでしょう。

大塚雄介著「最新 今さら聞けないビットコインとブロックチェーン」では円やドルをはじめとしたお金に価値が生まれるのは信用が根底にあるからだとして、ビットコインの信用は次の3つから生まれているとしています。

・発行枚数が決まっている
・誰も改ざん・不正ができない
・特定の国や企業に支配されない

それぞれ解説します。

1.発行枚数が決まっている

ビットコインの発行枚数は2100万枚とあらかじめ決められており、計算では2141年にはすべてのビットコインが発行される予定です。

金や銀などの貴金属がこれまで「価値がある」通貨として使われてきた理由には有限で希少性があったからだとされています。

円やドルも金本位制の時代は金といつでも交換できる「金兌換(だかん)券」としての性質があったからお金としての価値を保っていました。

ビットコインもこうした金などと同じで数に限りがあることで価値があるという共通認識が生まれています。

ビットコインが「デジタル・ゴールド」と呼ばれているのも、金に似た性質(希少性・有限性)を持っているからですね。

2.誰も改ざんや不正ができない

ビットコインはブロックチェーン技術とP2Pネットワークを使うことで、「不可逆的なデータの保管」、「取引は常に世界中の参加者同士で監視」という仕組みを作っています。

この仕組みがあるからこそ、”誰も過去の取引記録や発行枚数を改ざん・不正することができない”という共通の認識をもち信用を生み出しています。

3.特定の国や企業に支配されない

国は景気の良し悪しによってお金を増やしたり減らしたりして、景気の加熱具合を調整しようとします。

この金融政策自体はどこの国でも行っていることなんですが、世の中にはそういった「国の思惑で左右されることをよしとしない」考えを持つ人たちが少なからずいます。

ビットコインはプログラミングによって一回の発行枚数が決まっているので、どこの国であってもそのルールを勝手に変更することはできません。

こうした「国の思惑や影響に左右されない」という側面がビットコインの信頼を生み出す一つの要因となっています。

ビットコインがはじめて通貨として価値を持った「ビットコイン・ピザ・デイ」

それまでビットコインは仲間内で楽しむためのゲーム内通貨のようなものでしたが、はじめて通貨として使われた出来事があります。

2010年5月22日ビットコインを持っていた一人が「ビットコインでピザを買いたい」とネット上に書き込み、その書き込みに応じたピザ屋からピザ2枚を1万BTCで買ったという出来事がありました。

仲間内で楽しむだけだったビットコインがはじめて”お金”として価値を持った出来事として「ビットコイン・ピザ・デイ」と呼ばれています。

ちなみにビットコインは現在「1BTC=520万円」なので、ピザ2枚で520億円相当になります。

まとめ

以上、ビットコインの仕組みや特徴についてわかりやすく解説してきましたがいかがでしたか。

本記事を読むまでは「ビットコインや仮想通貨ってよくわからないもの」と思っていた方も多いはずです。

ビットコインが誕生してまだ約14年と仮想通貨の歴史はまだまだ浅くマイニングにかかる膨大なマシンパワーを維持するための電力問題や法整備が追いついていないなどの問題を抱えています。

現在ではそういった問題を解決しようと新しい仮想通貨が生み出されさまざまな方向からアプローチしたり、日本をはじめとする各国も政府が話し合って動いています。

日常生活に浸透するにはまだまだ時間がかかりますが、未来に期待していきたいですね。

本記事が少しでもあなたのビットコインに対する不安を取り除ける手助けになれば嬉しく思います。